新卒で入った会社を辞め、在宅フリーランスになってから約3ヶ月が経過しました。
会社員として働いていた時は、満員電車通勤が嫌、社外に出ない時にスーツ着る意味、行きたくもない飲み会でお金がなくなることなど、とにかくマイナスな事ばかり考えていました。

在宅フリーランスになり、会社員の時に感じていた不満は消えましたが、それと同時に全てがプラスになったという訳でもないことに気付きました。
そこで本記事では、実際に在宅フリーランスとして働いて感じた”良い点”と”悪い点”について、まとめていきます!
今現在、会社員を辞めようか迷っている方や、主婦・主夫の方など、在宅フリーランスになろうと考えている方の参考になれば幸いです♪
※メリット・デメリットの後に僕が現在どんなことをしているのかについて簡単に紹介しているので、そちらも良ければご覧ください!
在宅フリーランスで感じた良い点・メリット
果たして会社員時代に感じていた不満は消え、想像していたフリーランス生活を送れているのか!
実際に在宅フリーランスとして3ヶ月働いてみて感じた良い点・メリットをまとめていきます。
通勤が無くなり、満員電車の苦痛から解放された
都市部で仕事している方限定になってしまうかもしれませんが、通勤時間の満員電車って本当にきついですよね。
仕方ないと言ってしまえばそれで終わりですが、ほとんどの人が可能であれば避けたいと思っているのではないでしょうか。

人混みで潰されるストレス以外にも、しょっちゅう起こる人身事故でダイヤは乱れ、出社/帰宅するまで思わぬ時間が掛かってしまうこともありますよね。
在宅フリーランスとして働き始めてからは通勤という概念が無くなった為、通勤に関するストレスは完全に0になりました!
人間関係での悩みが減った
会社員あるあるかもしれませんが、組織に属す以上、様々なタイプの人間がいますよね。相容れないタイプの人が少なくとも1人はいるでしょう。
組織で働く以上、少なからず人間関係のストレスというのは生まれると思います。
ひどいケースだと会社でハラスメントを受けて精神的に病んでしまい退職、なんてケースも珍しくありません。
在宅フリーランスの場合は基本的にオンライン上のやりとりがメインになる為、人間関係の悩みが確実に減ると感じました。
企業に入ってチームで働くことにより得られる経験も大きいとは思いますが、考え方次第ではフリーランスのほうがよいかもしれません。
プライベートの時間の余裕が出来た
仕事の形態によると思いますが、今の僕は、在宅勤務で週40時間(最低35時間)のフルタイム契約を結んでいます。
勤務時間に関して、UpworkにはTime Truckerというシステムがあり、仕事をしている間はONにして、その時間をカウントしています。
ONにしていれば仕事サボれるの?と思う方もいるかもしれませんが、約10分おきにPC画面のスクリーンショットが撮られ、その間のマウスクリック数やタイピング数もカウントされているため、サボるとバレます(笑)
分単位で管理されている為、残業という概念も存在しません。
そのため、朝夜の時間の余裕ができ、筋トレやブログ執筆などの趣味に費やす時間を増やすことが出来ています。
集中力が高くなった
定期的にPCのスクリーンショットを撮られるとはいえ、直接的な監視の目は一切ない状況なので誘惑は多いです。
しかし、きっちりと時間を決めて取り組めば趣味に費やせる時間を増やすことができるので、かなり集中して長時間仕事をするようになりました。
正直、会社員の頃よりも集中して仕事しています。極端な言い方をすれば、『勤務時間=拘束時間』の会社員時代と違い、『勤務時間=実働時間』なので集中力がかなり高くなりました。
生活ルーティーンが安定するようになった
会社員時代、時期によっては残業が発生、地味に高めの頻度で人身事故などの遅延が起き、帰宅時間がバラバラでした。当然のことですよね。
しかし家で働くようになってから外的な理由でスケジュールがずれることがほぼ0になったので、よほどのことがない限り日々の生活ルーティーンが安定するようになりました。
出費が減った
会社員の頃はスーツが仕事着だったので、定期的にスーツやワイシャツなど、必要なものを購入していました。ビジネス用品ってけっこう高いですよね…。
それ以外にも、ランチ代や定期的にある飲み会費、仕事が遅くなったときのちょっとした軽食代など、地味にコストがかかっていました。
在宅ワークをしている今は、私服で働け、お昼は自炊、不必要な飲み会などが無くなったため、月の出費が大幅に減りました!
配達物を確実に受け取れる
在宅ワークのため、基本的には常に家にいます。
そのため、オンラインで注文した宅配ボックスに置けないものや、頻度は低いですが書き留めの郵便物などを確実に受け取れるようになります。
意外なメリットかもしれませんが、僕はAmazonのヘビーユーザーなのでかなり恩恵を受けています。
在宅フリーランスの悪い点・デメリット
ここまで在宅フリーランスの良い点のみ触れてきました。
現時点では「在宅フリーランス最高じゃん!」と思うかもしれませんが、実際にやってみると想像していなかった悪い点も見えてきます。
ここからは僕が3ヶ月働いて感じた在宅フリーランスの悪い点・デメリットを紹介していきます。
運動不足に陥る
これまで意識してなかったのですが、電車勤務の会社員生活だと、家から駅、駅から会社、会社内での移動、要所要所の階段の上り下りなど、地味に足腰を動かす機会ってありますよね。
それが在宅フリーランスとして働くようになってからは、移動する必要がないため、圧倒的に身体を動かす機会がなくなり運動不足に陥りました。
僕は元々筋トレが趣味なのでジムで身体を動かすことで何とか運動不足を解消していますが、意識してウォーキングやランニング、ジム通い等をしないと、太るリスクが大きいと思います。
・筋トレに興味があるけど、まだ始めていない方・筋トレが長続きするか、不安に思っている方 運動不足が気になる方、たるんだ身体を引き締めたいと思っている方、ジムに行こうか悩んだことはありませんか? […]
仕事の安定性に欠けるため、不安がつきまとう
全ての在宅フリーランスに当てはまる訳ではないですが、僕の場合は雇い先のプロジェクトに完全依存しています。(※詳しい仕事内容は後述します。)
そのため極端に言えば、もし明日そのプロジェクトが消えたら僕は職を失うわけです。その可能性はほぼ無いですが…。
少なくともあと数年は続くプロジェクトだとは思っていますが、末端の僕には上層部の考えなど分かる訳もなく、将来への不安は拭えません。
社会的なステータス・信用度が低くなる
日本ではまだフリーランスという仕事はそこまで浸透しておらず、社会的信用は企業に属していたほうがあるのが事実です。
実際に体験した話ではないですが、周りから言われたのは、銀行からお金が借りれなくなる・クレジットカードの審査が通りにくくなるということです。
ジムに入会する際に起こった話ですが、入会に当たって個人情報を所定の紙に記入する必要があります。
そこで勤務先・勤務先の連絡先を書く欄があったのですが、フリーランスでは個人の番号になりますよね。そうしたら「個人の番号は使えないので…無職と記入してください。」と言われました!
「フルタイムで働いてるのに無職扱いか…」と、何とも言えない気持ちになりました(笑)
腰が痛くなる
在宅ワークのため、基本的には常にイスに座っている状態になります。
会社にもよるとは思いますが、オフィスで使われているものってちゃんとしたイスが多いですよね。
僕は自宅でしっかりとしたオフィスチェアーを持っておらず、普通のダイニングテーブル用のものを使っていたので腰が痛くなってしまいました。
腰への負担軽減サポートのあるイスをお持ちでない方は、在宅ワークを始めるにあたり、購入を検討した方が良いと思います。
少し余談ですが、僕は現在アメリカのYogibo(ヨギボー)というブランドのYogibo Maxを購入し、使っています。
一時期前に話題になった”人をダメにするクッション”というやつです!メディアでも数多く取り上げられ、多くの芸能人も使っています。
値段は正直高いですが、僕はYogiboを使い始めてから腰痛とおさらばできました!悪い点をあげるとすれば、快適すぎて更に動かなくなることですかね(笑)
在宅フリーランスとして、何をやっているの?
在宅フリーランスといっても、エンジニアやWebデザイナー、動画編集者など様々な職種が存在しますよね。
本題に入る前に、まず何をやっているかについて触れていきたいと思います。
職種・タイトルは?
僕はUpworkというアメリカ最大手のクラウドソーシング会社を利用して、フルタイムのフリーランス契約を結んで働いています。
Upworkとは…(Wikipediaより引用)
Upwork, formerly Elance-oDesk, is a global freelancing platform where businesses and independent professionals connect and collaborate remotely. In 2015, Elance-oDesk was rebranded as Upwork.[3] It is based in Santa Clara and San Francisco, California. The full name is Upwork Global Inc.
仕事内容は守秘義務があるため細かくは言えませんが、某グローバルIT企業の行なっているプロジェクトに、”Japanese Localization Specialist”というタイトルで参加し、働いています。一言で表すなら、翻訳・データ入力がメインの仕事です。
仕事は完全に英語で、仕事内容も英語の何十ページのあるガイドラインに沿って行わないといけない為、英語に抵抗がある方は少し厳しいと思いますが、興味がある方はTwitterかこの記事にコメントを頂ければ紹介することも可能ですので、お気軽にご連絡ください。
必要なもの・スキル
この仕事をするにあたり必要なもの・スキルは、パソコン、安定したネット回線、英語スキルの3点でした。
細かく言えば、文章読解力や分析力、マルチタスクスキルなども必要になりますが、英語さえできれば多くの人ができる仕事ではあると思います。
フリーランスというと、会社に属さなくても仕事を獲れるようなスキルを持った方々がほとんどの印象ですが、僕のやっている仕事は、英語ができて細かいことに注意を払える人なら恐らく可能な仕事です。
在宅フリーランスのメリット・デメリットまとめ
在宅フリーランスの良い点・メリットを7点、悪い点・デメリットを4点挙げましたが、どう感じましたか?
働き方や考え方というのは時代の流れによって変わりますが、現代はかなり多様化してきていると思います。
終身雇用制度の崩壊、副業解禁など従来の日本の仕事観、システムが変わりつつある中で、今後もフリーランスは増加していくと予想されています。
今回紹介した例はあくまでも僕がこの3ヶ月で感じたことですが、これ以外にも色々なメリット・デメリットが存在するでしょう。
本記事が在宅ワークを検討している方の参考になれば幸いです♪
完全リモートの在宅ワーカーとして転職をして、もうすぐ1年。コスパが良いと評判の「GTRACING」のゲーミングチェア、オットマン付きの「GT909」を購入してみました! 2020年6月末[…]